便秘が肝臓の健康に悪影響!?その理由は

便秘と肝臓の関係を説明する女性

肝臓の働きというと、アルコールの分解作用があるというイメージが大きい臓器かもしれません。それゆえに、肝臓にとってはアルコールの大量摂取が良くないと考えている人は多いでしょう。

 

しかし、便秘が肝臓にとって良くない作用をもたらすという事をどれだけの人が知っているでしょうか。確かにアルコールも肝臓にとって良いものではありませんが、同様に便秘も肝臓の健康にとっては非常にマイナスの影響を与えるものなのです。便秘といえば、胃腸や肌に悪影響を及ぼす事はあっても肝臓とは無関係に思えます。それなのに、何故便秘が肝臓の機能を低下させる要因になるのでしょう。

 

そもそも肝臓の機能はアルコールを分解するだけではありません。身体に入ってくる様々な有害物質を解毒分解する働きを担っているのです。

 

便秘になると腸の中で便が長時間滞留する事により、腐敗したくさんの有毒物質が発生してしまいます。有毒物質の中にはアンモニアやアミン、メルカプタン、硫化水素といった成分が含まれます。アンモニアには神経毒性がありますし、その他の成分にも発癌性の示唆されているものが多数存在しています。こうしたアンモニアをはじめとした有害物質は、必ず肝臓へと運ばれ分解される手順を踏まなければいけません。

 

そのため慢性的な便秘になってしまうと、肝臓が疲れその機能が低下してしまうのです。更に肝臓の機能が低下するという事は、便から発生した有害物質が上手く分解されず身体に溜まってしまうという事になります。そうすると、更に肝臓に負担がかかり肝臓の病気を発症してしまう恐れさえあるのです。

 

また、既に肝機能が低下している人や肝硬変を患っているといった場合も便秘には要注意です。最終的にはもっと症状が進行してしまっとり、肝臓癌を引き起こすひとつの要因にもなりかねません。

 

肝臓の健康は全身の健康にも繋がっていますから、肝臓にとって悪影響である便秘にならない様に食事や生活習慣を見直す必要がありますね。